春浅く夕かたまけて家路急ぐ空にもいつか白き月出づ
赤赤と百日紅の咲き満てど髪なぶる風秋運びくる
皇后の笑顔を拝し島民の老いの涙ははふり落ちけり
玉砕の戦友の遺骨幾年も生きて集め来し人卒寿に逝きぬ
枯れし葉に止どまりし蝉の抜け殻は秋雨に打たれ落ちにけるかも
半月はバナナの房のごと見えゐしが脳の手術で焦点定む
大晦日の告別式となりたるも妹気強く挨拶をせり
母の思い 私の想い In Memory of My Dear Mother
les jours s'en vont je demeure
春浅く夕かたまけて家路急ぐ空にもいつか白き月出づ
赤赤と百日紅の咲き満てど髪なぶる風秋運びくる
皇后の笑顔を拝し島民の老いの涙ははふり落ちけり
玉砕の戦友の遺骨幾年も生きて集め来し人卒寿に逝きぬ
枯れし葉に止どまりし蝉の抜け殻は秋雨に打たれ落ちにけるかも
半月はバナナの房のごと見えゐしが脳の手術で焦点定む
大晦日の告別式となりたるも妹気強く挨拶をせり