スケッチブックから 5 1980年代

サークルに入って絵を習っていたころの作品。メンバーが順番にモデルになって練習していたようすがうかがえる。母は人物の全体像を描くことに不慣れだったようで、配置がうまくいっていないが、最後の一枚はかなり上達しているので、やはり画才があった人だと納得させられる。

母の塗り絵 1 2013-2016

ドイツに滞在したとき、細密画のような花の塗り絵を見つけた。花の好きな母は嬉々として作業し、その完成度の高さに周囲を驚かせた。

                   2013年 ミュンヘンで


     左側が見本、右が母が塗ったもの

                  2016年ワイルハイムで

スケッチブックから 1 1985年ごろ

祖父、池田永治の希望で絵を習うことはなかったが、母には画才があった。80年代半ばか後半から、母はグループ80という会に入って絵を描いていたらしい。私は日本にいないことが多かったし、当時は何よりも自分のことに夢中だったから、どういう会でどういう人たちと一緒だったのか、恐らく母が話しても聞いていなかったのだろう。