今年は秋が早い

去年は確か9月末まで湖で泳げた。週末に歩きに行くことも多かった記憶がある。今年は雨だったり曇りで寒かったり。

7時まで暗いとどうもスタートが遅くなる。乗馬に行く前に弓を引きに行くのはもう無理っぽい。夜や明け方雨が降ることも多いし。昨夜も結構降ったようで、道が思いのほかぬかるんでいる。

天気がいまいちだと走る人も少ない。一昨日は濃霧注意報がでてたが、今日はそれほどではない。この後は晴れそうだし。

人間単純なもので、天気が回復すると元気になる。昨日はめちゃくちゃ落ち込んだが今日は大丈夫。このところ引っ越し準備で家の中が片付かないのもあるかもしれない。

今週末はなんとしても歩きに行かなくては。ネガティブ思考から脱却しなくてはね。

朝と夜はもう気温が10度いかない。正直まいるけど、あと1年だから、頑張ろう。

久しぶりに外食

乗馬がキャンセルになって時間が空いたので、知人の会食に飛び入り参加。車で郊外のレストランに。

お店の猫さんがお出迎え。

久しぶりにローストポーク。せっかくだからビールに、小麦ビール大好き、今日は黒にした。

やっぱビールは美味しい。

古い調度品に囲まれたレストラン。落ち着くのと食事がおいしいので気に入っている。車がないと来るのはちょっと難しいが。

帰りも猫さん。可愛い…

まったり気分で帰宅して、一時間ほど寝てしまった。その後弓を引きに行く。まだ日が暮れるまで時間がある。

ミッテンヴァルドで

麓まで降りて、駅に向かう。聖人を描いておくとよいことがあるのかな。泥棒に入られにくいとか。

小さな町なので、駅まではさほど遠くない。観光客で賑わう繁華街の裏はとてものどか。

以前から気になっていた建物。小学校かと思ったら図書館だった。

何気に可愛い。

この日からちょうどミュンヘンでビール祭りが開かれている。民族衣装の人が珍しくない季節。

羽根を使った猫じゃらし。猫の闘争本能をかきたれるのかしらん。

ミッテンヴァルドで散歩

引っ越し準備で何かと忙しく、しっかり山を歩く気分になれない。こういうときは多少土地勘のあるところを歩くことにしている。

朝7時のヴァイルハイム駅。太陽が昇るのが7時になってしまった。冬は速足でやってくるような…

夕暮れではなく、夜明け。

ガーミッシュで乗換え、ミッテンヴァルド手前のクライスで降りて、駅そばの泉で水を入れなおす。聖像の鉄枠に鍵がついている。掃除するときに開けるのかな。

毎回通るローマ街道。歩きにくさは半端じゃない。

ローマ街道を抜けたところ。いつもながらこの風景を見ると気持ちが晴れ晴れする。前々回のウオーキングではここを左に曲がってミッテンヴァルドに向かった。

この先はエルマウという城(2022年にG7が開かれた場所)に向かう有料道路、クルマは料金がかかる。

ハイキングルートに入る。軍の敷地内だから舗装された道しか歩けないのでやや単調だが、あまり人が来ないので静か。週末はさすがに演習してないし。

真夏は干上がる寸前だった湖。今も水は少ないし、緑の藻が水面を覆っている。

陽ざしがかなり強くなってきた。羊の群れは木陰にとどまっている。

愛らしい花が咲いてる。真夏はなかったような。

湖を見ながらサンドイッチ休憩。

Easyハイクを続ける。この陽ざし、氷河が溶けるわけだよ。

いつもは右に曲がって登るのだけど、今日は左に折れてミッテンヴァルドの町に向かう。

今一つ単調な道だったが、まあいいか。二時間ほどで目的地到着。電車は一時間に一本で、駅で待つ代わりに町を見下ろしながら残っているサンドイッチを食べる。

いつものように列車は遅れたが、乗り継ぎは大丈夫だった。走ったけど。

Rötelstein レッテルシュタイン 1394m

オールシュタットから登山口まで。気持ちのよい道だけど、その後の山歩きを考えるとちょっと面倒臭い。

今日はカメラを忘れたのでスマホで撮影。AIのおかげでなんでも綺麗に撮れる。

急だけどさほど歩きづらくない道を1時間。

その後山道に。一昨日までの雨で結構ぬかるんでいる。

低い山だけど、最後の30分がきつい。そのうちの15分くらいが岩場をよじ登る感じなので、神経使う。

ムルナウの湖を望む。

右手のハイムガルテンにも年に一度は登るようにしているのだけど、長丁場なので体調のよいとき、また週末は混むから平日に行けるとき、でいろいろ条件があるので今年はまだ登ってない。

眺めがいいベンチだが私は座ったことがない。

下り道もあまり楽ではない。また20分以上登って、その後石がゴロゴロした歩きにくい道を降りていく。

湿地の丸太歩道もこれまた歩きにくい。何か所か水没してるし。防水の利いた靴は必須。

登り2時間、下り1時間半か、プラス駅からの往復で1時間。

先週は暗くて寒くて嫌な気分になってしまってたが、今週は天気がよさそう。気温も結構上がっていて、陽ざしの中は真夏並みに暑い。

昨日の散策で

暗い写真を貼る

とてもきれいなお馬さん。ひっきりなしに車が通る国道の脇が放牧場所というのは哀しい。ドイツの国道はのんびりトラクターも通るけど普通の乗用車は90キロが制限時速。100キロ近く出すクルマも珍しくない(70くらいだとめちゃくちゃ煽られる)。中央に分離帯もなにもなくても、脇で自転車が走っていてもこうだから、事故があったときは悲惨。今の車は排気ガス規制があるいっても、やはり臭いし、振動や煤塵もすごい。早く走れば走るほど。もちろん騒音も。

温暖化対策でCO2削減が叫ばれても、自動車産業が要の国だし、EVに完全に後れを取っているから、高速道路には相変わらず制限速度は設けられないし、新しく高速作る案はあるし。まあ私の国じゃないからいいんだけどさ…

国道わきの道で見つけた慰霊碑。事故で亡くなった人を偲ぶ十字架は時々見かけるが、これはこの場所で殺され、遺体で見つかった女性のために置かれたもの。帰ってからネットで事件を調べたが、随分と悲惨な状況だったようだ。犯人は被害者の知人で捕まって裁判にかけられ、無期懲役。後にこの女性の娘さんもこの男に殺されたことがわかり、やりきれない気分になる。常に正しく人を裁けるとは限らず、間違うことも往々にしてあるのだからやはり死刑には問題があるのだけど、それでもこういう場合には死刑が相応しいと思ってしまう。

今日の散策

空模様が怪しいので軽く歩きに行く。

アマガウ行きの電車でサウルグルーブで降りる。春に一度来て歩いたので町の様子は少し記憶にある。前回いきなり丘に登る形でしんどかったので、今回は楽に平坦な方向に歩く。

牛君が並んでこっちを見ていたのでパチリ。

のどか。あまりにマイナーな道なので誰も歩いていない。

降りそうで降らない、結局降らなかったのだがそれでも雨具は持参。

牧草地を抜けたらかなり降りる道に。

その後登る。でも思ったほどではない。今日はブーツではなく単靴で来たので、少し用心しながら歩く。

再び広々とした牧草地に。こういう道は気持ちがよい。

出入り口に陣取っている牛君。

町が見えてきた。手前の木はもう色づき始めている。

Bayersoien バイアーソイエンの町に。ここで折り返してもどる。

美味しい水をどうそ、と泉があったので水筒を入れ替える。

湖もあり、風光明媚なのだが、道を間違え、国道の脇を20分以上歩く羽目に。騒音と振動(一般道でも乗用車は時速90は当たり前ですっ飛ばす)、排気ガスで頭が痛くなった。

写真で見ると綺麗だけど。

ようやく国道からずれる道に入る。ああしんどかった。

出発点のサウルグルーブの教会が見える。多少のアップダウンはあったけど、平坦な道を2時間ほど。次はもうちょっと調べてから歩こう。

今朝のジョギング

引っ越し準備で忙しいが、ジョギングは欠かさないようにしている。

朝焼けがきれい。今週はずっと降ったり止んだりだから、空気もそれなりにきれいなのかな。

思ったより寒くない。でもどんよりした空は秋の兆し。

ここで暮らす人はもうこんな天気が普通なのだろうけど、私はどうも落ち込んでくる。欧州の秋冬は今年でおしまいと自分に言い聞かせて我慢。

こう陽ざしが弱い日が続くとビタミンDも乏しくなるのだろう。今年の検査で2年前よりかなり上昇、マスとあん肝が効いているのか。日焼け止めも顔にしかつけないようにしている。

人懐っこい牛君。いずれは食用になるのかと思うと顔を見るのが辛い。

エタールからオーバーアウへ

エタールとオーバアウをつなぐ道が工事のために閉鎖されている。だったら静かに違いないと思い、そこからほど近い旧道を歩くことにした。

オーバーアマガウまで電車で行く。エタールまでのバスがちょうど駅前に。でもここでバスに乗ったらあまりに楽すぎると思い、1時間半分歩くことにした。

コッヘルという山の十字架。拡大してみたら

キリスト像が張り付けてある。正直不気味…

川の畔をウオーキング。

このあたりは自然保護地域。平坦なのでサイクリングする人が多いけど、今日は朝早いせいか誰も通らない。

単調な道をテクテクと。エタールの修道院がみえてきた。

かつての礼拝堂を宿泊所にしたらしい。ただ今は休業中の様子。

美味しそうなパン屋があったので、カロリーが高そうなパイ地のパンを購入。サンドイッチもあるのだけど。

修道院教会の裏を通って。

玉座のようなベンチがあった。

さて、旧道をオーバアウに向けて降りることにする。キリストの受難の道(「十字架の道行き」が正確な日本語訳)、登ってくるのが正しい歩き方なのだけど、私は楽して降りる。

途中で国道を渡る。普段はクルマがひっきりなしに通るのでここを横切る勇気がなくていままで歩きに来なかった。工事は2週間続くそうで、ここが通れないとムルナウのほうに大回りしないといけないので、住民にはいい迷惑のようだ。

途中途中にこの道や地域の歴史などの掲示がある。写真を撮っておいてあとで読む。

途中にあった石碑。ここで工事中の事故で亡くなった石工職人(親方)を偲んでいる。とても立派だからよほど人望があった人なのだろう。

だいぶ下に降りた。村が見えてきた。

石がゴロゴロしていて歩きにくい道だったが1時間もかからず。登りは2時間いるかも。

駅に向かう途中にある。廃材で作った彫刻を売っているらしい。元はガソリンスタンドだったのかな。

オーバアウの村をサクッと通る。泉があったので水筒の水を入れ替える。

聖ゲオルグの像。なんか色っぽいんですけど。

ガーミッシュに向かう道。天気の良い週末はクルマが数珠つなぎ。これも住んでいる人は嬉しくないだろうな。

ピュルシュリング 1566 m

ウンターアマガウからピュルシュリングに登る。

登山口に向かう途中で。よく通る道なのに今日まで気が付かなかった。

このところ上天気が続く。でも空気は乾燥していて秋の気配。

不気味なマリア像。いまさら替えられないんだろうな。

登りやすいので人気の山。週末はいつも混んでいるが今日は誰にも合わない。朝早いからね。こっちの人は朝日より夕陽が好きなのと、日照時間が長いからスタートが遅い人が多い。

山小屋がみえてきた。ここよりもっと高い山への道があるが、私はいつもここでおしまい。

例の如くサンドイッチ休憩。最近はハムとチーズの両方を挟む。

日本では頂上に祠を建てたりするが、ここでは十字架。あんなところにまで…

上までよじ登れば見晴らしはよいのだろうけど。

下りはかなり単調。途中で右に折れ、オーバーアマガウに向かうことにする。

この道では向かってくる人たちに何度も会った。スタートが10時以降が普通のようだ。