明日から夏時間

正確に言えば今夜時計の針を一時間早める。つまり今夜は普段より一時間少なく、日本との時差は八時間から七時間に短縮される。

朝は今までより少し長く暗く、その代わり夕方は少し長く明るい。以前はいつまでも暗くならない夕方が嬉しかったけど、それはやはり外を出歩いて、食事したりお酒を飲んだりする時間が楽しかったからで、出歩かず酒も飲まず、夕飯は18時前にすませ、筋トレをした後は21時くらいには寝床に入り、その後iPadでネットを見たりKindleで読書したりして寝るのは23時以降になるのがほとんどなのだけど、そのまったりと過ごす時間が何よりも楽しくなっている現在は夏時間などどうでもいいというのが正直なところだ。

また、パソコンはスマホは自動的に時間が夏時間にセットされるが、アナログの時計は自分でしなくてならない。それが面倒臭い。数えたら私の家のはアナログの置き時計掛け時計が合わせて7つあった。忘れると嫌なので、早速すべての時計の針を1時間早めておいたが、10月末の冬時間に変わる時も含めて、この時間が切り替わる週末は出掛けないに限る。

アウフアッカー Aufacker 1542 m

今日は遅れなかった電車でオーバーアウまで、バスに乗り換えて登山口近くまで。地味な山であまり人は来ないのだが、今日は一段と静か。

このルートは最初は楽なのだけど、後半が結構急登になるのを歩いているうちに思い出した。

意外と雪も残っていて、少し焦る。また雪解けで転んだら最悪になりそうな場所がいくつか。

頂上で壊れた丸太ベンチに座ってサンドイッチ休憩。ここまでの道は一部雪解けでかなりぐちゃぐちゃだったので、下りるのは違うルートにする。

1500 m 以上は突風という予報だったが、確かに風が強い。おかげで空は綺麗。

さて帰りの道だが、こっちはこっちで結構雪深く、またかなり急。凍っていないだけいいが、滑ることは滑るので慎重に進む。

町はみえてきたが、まだちょっとかかる。

登り1時間半、下り2時間(遠回りしたので)。予定より1本前のバスに間に合い、1時には家についた。

今日のハイキング

乗馬が休みなので歩きに行く。午後に美容院の予約があるので、サクッと歩けるところとエタールに行くつもりだったが、電車が20分も遅れ(例の如く、ではあるが)、乗り継ぎのバスに間に合わないので急遽変更。

ガーミッシュで降りて、北西に向かう。登山口まで30分以上歩かなくてはならないのがこの駅からのハイキングの欠点。

今日は上天気。早朝の霜も一気に溶けている。

登りだす前の腹ごしらえ。朝7時前に家を出るから、朝ごはんは普段食べない。でも登る時には何か胃袋に入れとかないと途中でしんどくなる。

このルートは眺望がよいから人気があり、週末はかなり混んでる。私は平日にしか来ないことにしている。

雪が残る道をテクテクと。シーズン前、平日とあって静か。鳥のさえずりが耳に嬉しい。

今日は昼過ぎには帰りの電車に乗りたいから、上までは行かずに途中の見晴台まで。そこまでで十分に眺めがよいし。

1900年に作られた見晴台。1280 m の高さでガーミッシュの町とその後ろの山々が一望に。

絶景、絶景。歩きに来てよかったと思う瞬間。

いつもはこの後200mほど十字架のあるところまで登るのだが、今日は早く帰りたいのでさっさと下る。

思ったよりすぐに下に降りてしまった。もうちょっと上まで登っても良かったかな。まあいいや、今日はこの辺で。

寒の戻りで

寒い日が続いているが、Dチケットを買ったからには使わないと。先週近くを歩いたクライスまで行く。着いたら横殴りの雪。でもぼた雪で、長くは降らないだろう。

ローマ時代の道にも雪が積もり、えらく歩きにくい。

ここは標高1000mくらいあるので、多少積もりつつある。

陽が出て来たので安心。予報でも雪は1時間くらいだったし、今日は例の下見ハイクで、2~3時間、平地を歩く超easyなハイク。

真新しい礼拝堂、この辺で折り返すか。

普段は閉まっている。これはガラス窓にカメラをくっ付けて撮った写真。

帰り路は森の中を。枝葉に積もった雪が溶けだして雨みたいに降ってくる。

青空が見えてきた。でもこの後また曇り出して、いまいちな一日だった。

一時間に1本の電車。ここから駅までは30分くらいはかかるから、休み休みのんびり行くことに。

農家の猫さん。丹下左膳なのか、ウインクしているのか。

クライスの駅舎。バイエルンで一番高いところにある駅 933 m、とある。この駅舎には暖かい待合室ときれいなトイレがあるので、待つのは嫌じゃない。

ガーミッシュの古い教会

まっすぐに駅に向かわず、古い教会を訪ねる。一部の壁と塔の基礎は13世紀のもの。

建物内の壁画は15世紀、天井の装飾画はもうちょっと新しい。16世紀くらい。

祭壇はバロック、左右に二枚づつ残るステンドグラスは一枚を除いて15世紀のもの。

右側のマリア像は19世紀と新しい。

ファーハントの村で

古い建物が多いファーハント。文化遺産として保護されている民家も少なくない。

この家は元は200年以上前に立てられたらしいが、80年程前に建て直された。

この家はもともとは18世紀~19世紀に建てられたらしい。ざっと200年前。

木製の泉、くり抜かれて聖人が祭られている。

車庫は新しいけど、周りと調和するように木のファサード。

窓の周囲の壁画が可愛い。

木の洞にキリストが祭られている。