ちょこっと東京

歯医者の治療で東京に行く。ついでに羽根を直した矢を取りに行き、また「ついでに」弓を引きに行く。どれがついでか自分でもわからないけど。

二日続けて駒沢に。最初に行った日は欲をだして新旧と弓を二張り、矢を矢筒二つ分。久しぶりだからか人が多かったからか、集中できずに自滅。翌日は新しい弓と古い矢のみにしたところ、いい感じに引けた。中りも上々。ただ、知人に鳥刺しになっている、手首に力が入っていると指摘され、すこしがっくり。また課題ができた。このところ胴作り以降の体の歪みばかり気にしていて他が疎かになったようだ。

知人宅で弓具を鑑賞させてもらう。何気にこれは今いくらくらいになるのかという話になり、それでは大津にある古い弓具をネット販売しているところに聞いてみましょうということで写真を撮らせてもらう。

ほとんど使っていない見事な矢筒。奥様の分と二つ。女物はやや小さく、また蓋を引いた時に銀か金で違いをつけている。

桜皮細工の矢筒。茶筒で1万以上するのだが…

大阪に戻ってからその店のサイトを見たところ、査定に出すのにはいろいろ個人情報を書かなくてはならないことがわかり、知人と相談してやめておくことにした。だいたいの価値はそのサイトに出ている売り価格で推測できたというのが知人の弁。

こういう工芸品の価値を理解して、愛でて、使いこなせる人はもうだいぶ少なくなっているのだろうと思う。私も残念ながらそこには含まれない。

近所の植物園

我が家のバルコニーから望める木々はこの植物園のおかげ。入園料は220円だが、年間パスがなんと1050円。早速購入して散歩コースに取り入れている。

温室はミニミニで、取り立てて珍しい植物があるわけではないが、のんびりしていていい。

園内は小さいながらも起伏に富んでいて、背の高木々が随所にみられる。植物園というより公園のようだが、歩くのにはとても気持ちがいい。

ベンチの数も多い。園内では子供向けのイベントのほか、ヨガや発声トレーニングのような催しもあるようだ。

まだまだ夏のように暑い。この地の真夏はこんなものではないのだろうけど、10月とは思えない気温に辟易する。早く寒くならないかな。紅葉が楽しみだ。

新しい住まいへ

10月3日土曜日に緑地公園駅前の不動産屋に行き鍵を受け取る。今はなんと同行はなく、入居者が一人で行くというシステム。不動産屋に地図をプリントアウトしてもらい、やや遠回りしながら新居に赴く。

建物自体はなんと築58年、だが中はこの夏にリノベーションされたのでとてもきれい。55㎡と私の希望より小さいが、使い勝手は悪くなさそう。

流行りの対面式、明るい方向を向いて作業できるのはいい。

以前押し入れだった場所がどれも収納になっていて、しかも折戸で使い勝手がいい。

洗面台は昭和。ここはちょっと残念。もう少し収納が欲しい場所なので。

風呂も古いまんまだが、なんと追い焚きつき。これは知らなかった。

バルコニーからの眺め。竹林は隣のお寺のもの。その左手の木々は寺に隣接する植物園。

長方形ではなく、真四角な間取りなのは私の好み。外廊下に面した部屋を書斎にして、バルコニー側のほうを寝室にしようと思う。LDKという触れ込みだが、ダイニングかリビングのどっちかしかスペースはない。まあダイニングだな。

ドイツからの荷物が届くのは11月半ばか後半、下手すると12月らしいので、しばらくは不便な生活を強いられるが、まあなんとかなるだろう。

それにしても暑い。

さて大阪

30日夜中に羽田に着いたあとその日と翌木曜日は蒲田のホテルに泊まり、金曜日に歯医者でインプラントの歯の型を取り、その後品川から大阪に向かった。本当はこの日は歯のクリーニングも入れてあったのだが、それを飛ばしたほうが治療が早く終わり、大阪に15時頃に着く新幹線に遅れない可能性が高いので、急遽クリーニングはキャンセルというか延期。また保険証がまだないから自費治療になり、その費用は後で請求すれば戻ってくるのだが、その手間も面倒だからだ。金曜の午後に豊中市役所で転入手続きをすることでマイナンバーカードに豊中の住所が記載され、オンラインで携帯の通信会社に申し込みができる。eSIMだから発行もすぐて、予想していたようにその日のうちに携帯番号が手に入った。今は携帯番号がないとまともな人間とは思われないような状況で、これでガス会社と契約でき、週明けの月曜日に開栓の予約を入れる。また今回借りるマンションにはインターネットもついていて、JCOMという、あまり評判のよくない会社だが、そことの開通手続きにも携帯番号が必須だったので、ようやく申し込みができた次第。

東京から豊中市役所の出張所がある千里中央に直行し、マイナカード、健康保険などの手続きが終わるときにはもう閉場時間を過ぎていた。かなり疲れて新大阪まで戻り、予約したホテルに向かったのだが、APA系列というこのホテルがとんでもなく古く、昭和のビジホ状態。周囲は荒涼としてなんの店もなく、夜間照明も乏しくかなり悲惨。安いから選んだのだが、正直後悔した。荷物を置いて食事にでるも、牛丼のチェーン店か居酒屋かハンバーガーショップ。結局コンビニで適当に見繕い、ホテルのベッドの上で食べる(テーブルとイスが使える広さではないので)。

ガス会社との予約が月曜にとれたので、4泊の予約を3泊に変更した。幸いキャンセル料金はとられなかった。ただこのホテルはバスルームはきれいで、また部屋の掃除も行き届いていた。2日目か廊下で掃除道具を持った日本人女性と行き会ったので、少し驚いて尋ねてみると(最近は掃除スタッフは日本語を話さない人しか見かけたことがない)、外国人は一人しかおらず、あとは日本人だそうだ。だから掃除が行き届いているのかと思ったが、加えてこの人は雇われるほうではなく、雇うほうなのかと感じた。フロントの男性はホテルマンとはかけ離れた、もっさりした若い男で、このはきはきした中年女性ともしかしたら親子なのではないか、家族経営のホテルなのではないかと推測した。雇われた人間ではなく、所有している場合はやはりその建物なりを大切に扱う気持ちが当然強い。次もまた泊まりたいとは思わないが、何となく持ち主の顔が見える、ちょっと前に多くあった旅館のようなホテルだった。

半端なく大変

羽田に夜中に着き、タクシーで蒲田のホテルへ。寝たような寝てないような状況で翌日は区役所に戸籍謄本と附票を取りに行き、その足で直しに出すカーボン矢を入れた矢筒を抱えて奥沢に。知人宅で直しに出す竹矢を受け取って、大荷物にてこずりながらまずは飯田橋の弓道具屋、その後白金の弓道具屋、奥沢に戻って空の矢筒を置かせてもらい、近くで買ってきた昼食を食べ、ホテルに戻る。

東京は暑い。まあドイツが寒すぎる、このところは朝1度2度のときもあったぐらいだから、また夏にもどったような気分。

これを書いているのは3週間後だから、当時感じたことはだいぶ記憶に薄い。ただ暑さには閉口した。ホテルだからいつでもシャワーは浴びられるからよいが、持参した服は秋か下手したら冬にならないと着れないようなもの。ユニクロや無印に走りたい気分だが、大阪に移動するまでに荷物を増やしたくないのもあるので、おいおい買い足すことにする。

夕方-夜は川崎で韓国料理。友人たちがもてなしてくれた。食事がうまくて安い(現在の欧州価格に比べると日本はほぼなんでも安い)国はやはり過ごしやすい。

かつてはドイツがそうだった。店前で値段を見なくてもレストランに入れた。今はそうはいかない。しかもレベルが落ちている。出来合いのものを温めて出すような店が増えている。だからわざわざ行かない。ケチな私だけでなく、結構多くの人がそう思っているようだ。ドイツで価格相応のおいしいものを食べたかったら、まず都市は避ける。地元民しか知らないような場所には安くておいしい料理をだす店があるのだが、そういう店の料理人やスタッフは高齢化しているので、いつまであるかわからない。残念。

ドバイ経由で羽田まで

初めてエミレーツ航空を使って日本に行く。エコノミープレミアムだが、ドバイまではエコノミー、それでも座席がゆったりしていて驚いた。

中東は何かときな臭いことが起こってばかりだが、ひとたび機内に入るとそんなことは頭に浮かばない。

アルプスを越えているときに氷河が見えた。消えつつある氷河。センチメンタルになる。

しばらくすると雲に覆われ始めたので、機内のエンターテイメントに集中することにする。

最初の食事は可もなく不可もなく。フライト前に空港でサンドイッチを食べた切りでおなかがすいていたので、満足して完食。

前々回かアルコールを飲みすぎてぶっ倒れたので、今回は自粛しようと思ったが、やはり誘惑には勝てず。

映画を見たり、本を読んだり、また少し寝たりしているうちにドバイに着いた。超人工的な砂漠の町。

乗り継ぎの待ち時間が長いから、無料で宿泊できるのでそれを利用。空港に着いたらホテル行きのバスに乗ればいいと軽く言われたのだが、それが大変だった。到着ゲートからひたすら歩く。途中のゲートから到着した人もいるから、狭い通路を走るように歩く。私はかなり早く歩くのだが、それでも20分は優にかかった。1.5kmくらいあったのではないか。しかも下りたり、曲がったり、登ったり。

セキュリティも通り、入国審査も通ってようやく空港の出口に。確かにシャトルバスの待合室があり、私が着いたらすぐにバスへ移動となった。

外にでると殴られるような熱風が。

ホテルに着くと先にレストランで食事をしろ、もうすぐ閉まるから、と言われたが、腹は空いていないし、食べたらますます眠りにくくなると思うので、部屋に通してもらう。

古びたホテルだが、シャワーを浴びてベッドに寝転べるのはうれしい。ちなみに到着時のチェックインで翌日のフライトを申告するので、バスの時間に間に合うようモーニングコールがあった。

再びドバイ空港。また歩くのかよと思ったが、今回はセキュリティを過ぎたすぐのゲートだったので拍子抜け。

早朝から暑そうなドバイを後に一路羽田へ。こんな一年中暑い国にわざわざ住む人が多いのが不思議。いくら税金その他がかからないといっても。

朝ごはんを食べてなかったので、最初にサーブされた食事をあっという間に食べてしまった。牛肉が入った焼きそばでとてもおいしかった。フルーツは見た目ほどではなかったが、ここから食器やグラスが陶器、ガラスに変わり、親切なCAが何かと世話をしてくれた。

外は青空、暗くして、映画+睡眠タイムにする。

二度目の食事はちゃんと撮影。チキンソテーもおいしかったし、雑穀のリゾットも気が利いていた。チョコレートケーキは超甘かったのだが、ついつい2/3くらい食べてしまった。

食後はまた映画を見ながらうつらうつら。ドバイから10時間ほどのフライトで、トータルするとかなり長かったのだが、ANAよりいいような感じがした。もちろんANAのほうがトイレはきれいだし(いつもCAさんが掃除しているからね)、エンターテイメントも日本人向けのものが多くて(こっちのは字幕がおかしい、AI翻訳か?)よいのだけど、あの金額には見合わない気がする。

羽田に着いたら速攻でホテルに行きたかったのだが、本帰国とあってあれこれと手続きがあってなにかと時間がかかった。まあそれでも無事についてなにより。

ヴァイルハイム散策

明後日には日本に発つ。旅行ではなく、新しい二拠点生活のスタートだ。なんか変に緊張してきた。家にいても落ち着かないからチャリで走るかと思っていたが、友人が訪ねてきてくれるというので一緒に歩きに行く。

彼女のクルマで私が以前住んでいた場所の近くまで行き、そこから森を抜ける道を登る。

植林だが明るくて気持ちが良い。

森を抜けると牧草地。以前は週に何度も歩いたお気に入りのルート。

6年前に引っ越してきたときはコロナで外出もままならなかった。私が来た時は外出が制限されたロックダウンはもう終わっていたが、人が集まることは禁止されていたし、夜間は外出禁止、買い物も入店制限があったり。違反した場合、バイエルン州は他より罰金も高かった。後になってあれは違法だという裁判所の判決がでたから、払った人は訴訟したのだろうか。

そんな時期は皆もう忘れてしまったようだ。残っているのはアルコール消毒のスプレーとマスクのみ。結局私はコロナに罹らなかったが、今でもたまにコロナにかかった!という人はいるので、油断はできない。

今住んでいるところの方が便利で気に入っているのだけど、散歩するのには以前の家のほうがよかったのは確か。広いバルコニーもあったし。

この林は以前は地面がぬかるんでいたりしたのだが、カラカラ天気でよく乾いている。

しかしまあ天気のよいこと。もう10月なのに夏のような日差し。

こうやって歩いていると名残惜しい。でも仕方ない。ま、それにいつもこんなに天気がいいとは限らない。また今は朝7時まで暗く、霧で寒かったり曇りだったりすると気がめいりそうになる。日本に帰るのは正解だ。

友人はクルマで30分ほどのところにある別の町に住んでいて、ヴァイルハイムは用事で来ても周辺を歩いたことはなかったそうで、気持ちのよいハイキングルートがいくつもあるのに驚いていた。来年5月に再会したらまた歩きに行こうと誘う。

久しぶりにクランツベルク

ガーミッシュからミッテンヴァルドへの列車がようやく復旧した。土曜日だから混んでるかもしらないが、帰国前にもう一度歩きたかったので、クライスから登ることに。

今日も気持ちのよい秋晴れ。気温も高くなる予報だ。

それでも朝は寒いくらい。半袖の上に薄い上着を二枚、歩き出してすぐに一枚は脱ぐ。

いつものように軍の演習地を通る。土曜だから演習は休みなのか、静かだ。

山道を登っていたら、走りながら男女二人が降りてきた。武器の取り扱いのセミナーの話をしていたので軍関係の人達なんだろうな。

途中でサンドイッチ休憩。

空気が清涼で、陽ざしは強くても汗をかくほどではない。登りはだいぶ緩やかになってちょうどいい感じ。

雲が秋だ。

山が見えてくるとテンションが上がる。前にも書いたな。。

クランツベルクの山小屋が見えてきた。この風景が好きで何度も来てしまう。

ただし、途中にある小さな湖はほぼ干上がっている。ショック。

今年は凄まじく暑い日が続き、雨が極端に少なかったので予想はしていたが。サンドイッチも今一つ楽しめない。

天気のよい週末だから当然人は多い。もう降りよう。

前回はミッテンヴァルドに走って降りたが、今日は行きと違う道を通ってクライスにも戻ることにする。

こっちで正解。静かでいい。

頂上から見えた湖の脇を通る。上から見た通り、湖の真ん中に少し水があるだけ。悲しい。魚や両生類などはどうなってしまったんだろう。全滅か?

重い気分の帰り道。行きは気が付かなかったが紅葉が結構進んでいる。

向こう5日くらいは晴れて暖かい日が続く予報だが、正直もっと雨が降ってほしい。この秋は雨、冬は雪を摂に祈る。

電車が来るまで時間があったので駅の近くで残りのサンドイッチを食べる。この礼拝堂をしばらく見れないのはちょっと残念。

ポリング散策

乗馬のために毎日のように行くポリングだが、あまり歩いたことはない。友人と秋晴れの午後、いつも行かないところを歩きに行く。

いつもは自転車だが、今日は友人のクルマで楽をする。

15世紀に建てられ、その後改築された修道院教会。空の青さが目に染みる。

このところ朝は4度5度の冷え込みだが、日中は晴れて気持ちがよい。気温も20度くらいまでは上がり、歩くのにちょうどいい感じ。

村を抜けて、散策路に向かう。この先にはかつて駅があり、ここは駅前通りだった。

以前はここにも駅があったのだが、40年ほど廃駅になり、列車は通り過ぎるのみ。

ヒマワリ畑の向こうに別の村の教会の塔がかすかに見える。

村はずれの池。交通量の多い道のそばなので人がいるのを見たことがない。

修道院教会が見えてきた。

今年は猛暑と日照りで川の藻がなくなり、近くで見るととても悲惨だ。以前は清涼な水が流れて白鳥がいた。暑さのためか白鳥を見かけることもかなり減った気がする。もっと北に行ったのかな。

修道院教会のそばにある青空カフェで。来週は日本だ。なんか変な気持ち。

かなり久しぶりにサイクリング

知人に誘われてサイクリングに行く。自転車を三台も持っている癖に用事がない限りは乗らなくなって久しい。もともとは私はサイクリングなんてあまり好きではなかったんだなとも思う。まあでも誘われたのでこれも人付き合いと思って出かけることにした。

目指すは20㎞ほど先のリーク湖。ムルナウの近くだが、交通の便が良くないのでほとんど知らないところ。

馬を連れて歩く人を見かける。いいなあ。私が本当にしたいのはあっちだな。

通る先々に教会がある。

これは教会というより礼拝堂かな。

平坦とはいえ起伏はある。Eバイクでないと無理だな、私は。

川のようだが湖。小さなリーク湖。

少し行った先のレストランで昼食。日曜の昼しか開けない店。

帰りはまた別の道を通る。バッテリーの減り具合からすると40キロ以上走ったはず。途中砂利道あり、急なアップダウンありで結構ハードだった。普段使わない筋肉を使って、下手なハイキングより疲れた。もう一度するかというと、微妙。まあでもあのレストランはまた行ってもいいな。