ミュンヘンでクリスマスマーケットをはしご

ハイクからいったん自宅に戻り、軽く食事を済ませてミュンヘンに向かう。まずは市庁舎広場へ。ミッテンヴァルドと打って変わってどんよりと霧が立ち込めている。私にとってはこれが典型的なドイツの冬。

先日行ったレジデンツはここからさほど遠くないのだが、なんとなく行きそびれてしまった。ここは観光客メインのクリスマスマーケットなのだが、伝統的な店が並んでいて、眺めるのは楽しい。

冬の保存食、レープクーヘン。クリスマスヴァージョンが並んでいる。

ボリュームはあるだろうけど、サンドイッチは10ユーロくらいから。フライドポテトが5ユーロも高いよなあ。

物価上昇はここでも同じ、人は多いけどみんなが買っているわけではない。

変ったチョコレートが並ぶ。ポルシェチョコはクルマ好きの人へのプレゼント用か。あまりおいしそうではないけど。

時間が早いからツリーの明かりはともっていない。仕方がないので友人と待ち合わせた別のクリスマスマーケットに行く。

アート系の人たちが集まって制作したり発表したりする場所がいくつかあるが、ここもその一つ。前宣伝を読んで面白そうなのでここで友人と待ち合わせ。

ただ、残念な内容が多くて、ものの15分で終わってしまった。そうするうちに別の友達から連絡があり、近くの別のクリスマスマーケットに誘われる。

10分も歩かずに着いた。かつての客船を陸に上げてカルチャーセンターにしたところ。

店はたいしてないが、雰囲気は悪くない。焚火があるので、座って休憩。

ホットワインはかつては赤ワインのみだったが、最近は白ワインバージョンも普通にあおくようになった。甘い飲み物はあまり好きではないのだけど、クリスマスマーケットにはつきものだから頼む。

お腹が空いてきたのでピザを買う。水牛チーズやルッコラがのったやつ。美味。

アイスストックという、カーリングに似た遊び。普通は氷上でやるのだが、地球温暖化に伴い、環境にやさしく木製のバーンを使うところが増えているそうだ。

さて、バスに20分ほど乗って別のクリスマスマーケットへ。

ここのデコレーションはなかなかロマンチック。

また小腹が空いてきて、何を食べようか迷ったのだが、普段食べられないもの、というのが私の主義。ハンガリーの揚げパンにする。

サワークリームとチーズをのせる。ハンガリーというとパプリカソースだが、売り切れだそうで、中国製のピリ辛ソースを少しかける。どこもグローバル化。

揚げパンにはビールだよね、ということでビールを頼む。地ビールタイプで自然な甘さ。ややアルコール度数が高いようだ。

だんだんと寒くなってきたので、帰宅。これがたぶん最後のクリスマスマーケット。

まあ10年くらいたって、ドイツに住まなくなったらまた来るかもしれないけど。

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