ムルナウでコールグルーブへの電車に乗り換える。最初は重い霧が立ち込めていたが、だんだんと明るくなる。

天気予報が晴れでも霧のために曇っているときがままあるのだが、今日はというと…

ビンゴ!でした。青空に雪景色、息をのんだ。

街路樹も見事に凍ってる。雪自体は大して降っていないのだけど、気温が低いから溶けないし、木々に霜がたくさんついてなんとも美しい。それが今陽ざしで少しづつ崩れだし、粉雪のように降りかかる。

クルマの交通量は結構多い。スキーに向かう人たちかな。でも歩く人はほとんどいない。

この国の常識ではまだ早いもんね。(10時すぎているんだが…)

シャリシャリの道を気持ちよく歩く。暗くて寒い中でベッドから抜け出すには気合が必要だが、来てよかった。

この冬最高の景色かもしれない。

気球日和。この天気なら眺めは最高だろう。

日照時間はさほど長くない。太陽は頭上には登らない。


新しめの礼拝堂教会。

大木に守られた古い礼拝堂。


駅まではもうすぐ。ウンターアマガウはのどかで好きだが、小売店もカフェも何もないのが残念。

駅で残ったサンドイッチを食べる。陽ざしの中は上着が要らないほど暖かい。

ほぼ定刻に列車到着。乗換の電車がまた遅れているみたいだけど、それは毎度のことです。
