暗い写真を貼る

とてもきれいなお馬さん。ひっきりなしに車が通る国道の脇が放牧場所というのは哀しい。ドイツの国道はのんびりトラクターも通るけど普通の乗用車は90キロが制限時速。100キロ近く出すクルマも珍しくない(70くらいだとめちゃくちゃ煽られる)。中央に分離帯もなにもなくても、脇で自転車が走っていてもこうだから、事故があったときは悲惨。今の車は排気ガス規制があるいっても、やはり臭いし、振動や煤塵もすごい。早く走れば走るほど。もちろん騒音も。
温暖化対策でCO2削減が叫ばれても、自動車産業が要の国だし、EVに完全に後れを取っているから、高速道路には相変わらず制限速度は設けられないし、新しく高速作る案はあるし。まあ私の国じゃないからいいんだけどさ…

国道わきの道で見つけた慰霊碑。事故で亡くなった人を偲ぶ十字架は時々見かけるが、これはこの場所で殺され、遺体で見つかった女性のために置かれたもの。帰ってからネットで事件を調べたが、随分と悲惨な状況だったようだ。犯人は被害者の知人で捕まって裁判にかけられ、無期懲役。後にこの女性の娘さんもこの男に殺されたことがわかり、やりきれない気分になる。常に正しく人を裁けるとは限らず、間違うことも往々にしてあるのだからやはり死刑には問題があるのだけど、それでもこういう場合には死刑が相応しいと思ってしまう。
