ハイキングを満喫して、すっきりとした気分でエンガディンを後にする。

昨日は落石で一時不通になっていた路線、今日は無事運行。ドイツじゃないもんね。

昨夜眠りが浅かったので、眠くてしょうがなかったが窓からの風景が素晴らしいので眠るわけにいかず。




とある駅で佇む女性。Die Reisende と名付けられた作品。メアリーポピンズかと思った。

チューリヒの宿。シンプルで私は気に入ったが、壁が薄いのが後でわかった。

昨夏来た時より暑くなかったので助かった。旧市街と湖沿いの散歩道を少し歩き、早めに就寝。


les jours s'en vont je demeure
ハイキングを満喫して、すっきりとした気分でエンガディンを後にする。

昨日は落石で一時不通になっていた路線、今日は無事運行。ドイツじゃないもんね。

昨夜眠りが浅かったので、眠くてしょうがなかったが窓からの風景が素晴らしいので眠るわけにいかず。




とある駅で佇む女性。Die Reisende と名付けられた作品。メアリーポピンズかと思った。

チューリヒの宿。シンプルで私は気に入ったが、壁が薄いのが後でわかった。

昨夏来た時より暑くなかったので助かった。旧市街と湖沿いの散歩道を少し歩き、早めに就寝。


駅前からバスでベルニーナ峠の駅、標高2250mのところにあるオスピツィオベルニーナまで。晴天に恵まれ、バスは超満員、でも今回は座れた。

白い湖 Lago Bianco と呼ばれるダム湖のほとりを歩く。ここはレトロロマニッシュ語とイタリア語の境目でもある。

場所によっては強風に煽られるが、耐えられる範囲内。

高山植物が輝いている。


水量が以前より減っているのは明らか。10年後ここはどうなっているのだろう。

目的地アルプグリュンに直接向かうのではなく、少し周り道をする。




Sassal Masone 石の家 に着く。後ろにはパリュ氷河。

ここを下って Alp Grüm 駅へ。


消えつつある氷河。ごうごうと音をたてる滝を見るとその状況が痛いほどわかる。










駅までの道には高山植物が咲き乱れる。




列車の窓からまた別の氷河を見る。美しいけど未来を思うと同時に悲しい。

教会の前からは素晴らしい景色が広がっている。

ここには30年ほど前に来たことがあるが、当時はここまで建て込んでおらず、その変貌ぶりに驚いた。

のんびりと景色を味わいながら歩く。



バス停まではかなりの急坂。


バスの乗り継ぎ場所で。

バスの窓から。後期ロマネスクのこの教会もフレスコ画や木製の天井がある。

近隣の町、ポントレジーナにロマネスクの壁画がある教会を見に行く。


壁画は古いものとやや新しいものとが混在しているが、それでも見応えがある。







教会脇の墓地は19世紀くらいに造成されたもの。この村に高級なホテルが建てられ始め、一大リゾート地に変わり出したころだ。

町を散策した後、なだらかな道をのんびり歩く。

欧州はどこも日照りで乾き切っているが、ここはまだ自然の恵みがあるようだ。


ハイキングコースの隣はゴルフ場。ずいぶんと細長い。

ゴルフ好きには面白いのかな。ウナギの寝床みたいだが。
新しいベンチでちょっと休憩。


斜面を上手く操縦して牧草を刈っている。



バス停のある集落にでて昼前に帰宅。

電車でツオツまで行き、バスでスイス唯一の国立公園に自然観察に行こうと思っていたが、バス代が往復24フランというので急遽変更、街歩きにする。わざと窓枠を変形させている、面白い建物。

標高1700m にある、人口1200人ほどの小さな町だが、9世紀ごろの書物に記載があったという。でこぼこの石畳は雪対策か。

かつての水車小屋。今は住居に改装され、人が住んでいる

新しい家も周りと調和するように建てられている。

16世紀くらいの民家が普通にある。





昨夜の雨で山の上は雪景色。風も強いようなので、悪天候でも歩きやすい道を選ぶ。

Maloja マロヤからサンモリッツ方向に歩くコースだが、目的地までのバスがとんでもなく混んでた。立ったまま50分、キツい!

私たちが降りた後もバスは超満員でマロヤ峠に向かっていた。

湖脇の平坦な道を進む。

時折雨が降降ってきたが、簡単な雨具で対処できる程度。風も避けられて、予想より寒くなかった。





2時間半ほどでシルス Sils に。ニーチェが晩年夏に滞在していた家の前を通る。

シルスからバスでサンモリッツへ。エンガディンの画家、セガンティーニの美術館を訪ねる。




再びバスを乗り継ぎ帰宅。朝の満員バスのせいかかなり疲れた。

ミュンヘン、Sankt Margarethen サンクトマルガレーテン、Landquart ランドクワルト と乗り換えて スイス エンガディン地方の Samedanサメダンへ向かう。

例のごとくドイツ内で列車が遅れ、予定していた乗り継ぎには間に合わず、次の列車に。

疲れて眠りたかったが窓からの景色も見逃せず…

結局予定より1時間遅れてサメダンに到着。宿は駅から5分なのだが、急坂を荷物を引いて登るのは思ったよりきつかった。。

家から持参したケーキでティーブレイク。

夕方より雨の予報なので、すぐに町にでてみる。

通りかかったバスでサンモリッツへ。


湖畔を歩いていたら空模様がおかしくなって来た。

電車、バスを乗りついで宿に。夜は本降りになった。
一昨日昨日と天気が不安定だったが、今日は晴天のハイキング日よりということでミッテンヴァルドまで行く。電車も動いていたし。

カラフルな街並みが愛らしい町。途中教会の前に礼服を来た人たちがいっぱい。この町のスキー同好会のお祭りらしい。

町の中をトラクターが通ってしまうのもこの町ならでは。



町を抜けて森の小道を歩く。最初はちょっとした傾斜だが、許容範囲のようで。

30分あまりで湖に着く。ラウター湖はピクニックや水浴客で結構にぎわっている。



湖畔をぐるっと回ってさらに先に進む

急な坂を上って、二つ目の湖、フェルヘン湖に。

湖畔の周囲を歩いてから帰る方向に。


ラウター湖を上から眺める。だいぶ雲が多くなってきた。

行きはきつめの登りだった分、帰りはのんびり下れるのが嬉しい。


数日前のような猛烈な暑さはひとまず息をついたようだが、空気は相変わらず暑く、重く、あちこちに降雨不足の影響が目に付くのが辛い。

関係があるのかないのかわからないが、信号機の故障で電車が動かない。ハイキングの目的地を急遽変更し、バスでノイシュバンシュタイン城に向かう。

もっとも城には行かず、そばの湖の周囲を歩くハイキングコース。

木陰はさすがに少し涼しい。でも平年よりかなり高温。

岩絵の具を流したような青い湖。水温は通常よりかなり上がっているが。

同じく青い小さなトンボを見つける。




途中湖畔の道を外れてみた。マリア橋に行けないかと思ったのだが、通行止めになっていてまた降りることに。

また城がみえてきた。

マリア橋への道は結構険しい。バスもあるが、昼過ぎの時間帯で超混雑。次回にしましょう、ということで下から眺めておしまい。次はマリア橋も組み込んだハイキングコースにしよう。

ヴァイルハイムに帰る途中、ヴィース教会を訪れる。


世界遺産だけあってゴージャスなバロック教会。



こちらも気に入ってもらえた。

熱波に襲われたドイツ。バスの冷房はほとんど効いておらず、汗だくで帰宅。でも景色は満喫できた。
