Rötelstein レッテルシュタイン 1394m

オールシュタットから登山口まで。気持ちのよい道だけど、その後の山歩きを考えるとちょっと面倒臭い。

今日はカメラを忘れたのでスマホで撮影。AIのおかげでなんでも綺麗に撮れる。

急だけどさほど歩きづらくない道を1時間。

その後山道に。一昨日までの雨で結構ぬかるんでいる。

低い山だけど、最後の30分がきつい。そのうちの15分くらいが岩場をよじ登る感じなので、神経使う。

ムルナウの湖を望む。

右手のハイムガルテンにも年に一度は登るようにしているのだけど、長丁場なので体調のよいとき、また週末は混むから平日に行けるとき、でいろいろ条件があるので今年はまだ登ってない。

眺めがいいベンチだが私は座ったことがない。

下り道もあまり楽ではない。また20分以上登って、その後石がゴロゴロした歩きにくい道を降りていく。

湿地の丸太歩道もこれまた歩きにくい。何か所か水没してるし。防水の利いた靴は必須。

登り2時間、下り1時間半か、プラス駅からの往復で1時間。

先週は暗くて寒くて嫌な気分になってしまってたが、今週は天気がよさそう。気温も結構上がっていて、陽ざしの中は真夏並みに暑い。

昨日の散策で

暗い写真を貼る

とてもきれいなお馬さん。ひっきりなしに車が通る国道の脇が放牧場所というのは哀しい。ドイツの国道はのんびりトラクターも通るけど普通の乗用車は90キロが制限時速。100キロ近く出すクルマも珍しくない(70くらいだとめちゃくちゃ煽られる)。中央に分離帯もなにもなくても、脇で自転車が走っていてもこうだから、事故があったときは悲惨。今の車は排気ガス規制があるいっても、やはり臭いし、振動や煤塵もすごい。早く走れば走るほど。もちろん騒音も。

温暖化対策でCO2削減が叫ばれても、自動車産業が要の国だし、EVに完全に後れを取っているから、高速道路には相変わらず制限速度は設けられないし、新しく高速作る案はあるし。まあ私の国じゃないからいいんだけどさ…

国道わきの道で見つけた慰霊碑。事故で亡くなった人を偲ぶ十字架は時々見かけるが、これはこの場所で殺され、遺体で見つかった女性のために置かれたもの。帰ってからネットで事件を調べたが、随分と悲惨な状況だったようだ。犯人は被害者の知人で捕まって裁判にかけられ、無期懲役。後にこの女性の娘さんもこの男に殺されたことがわかり、やりきれない気分になる。常に正しく人を裁けるとは限らず、間違うことも往々にしてあるのだからやはり死刑には問題があるのだけど、それでもこういう場合には死刑が相応しいと思ってしまう。

今日の散策

空模様が怪しいので軽く歩きに行く。

アマガウ行きの電車でサウルグルーブで降りる。春に一度来て歩いたので町の様子は少し記憶にある。前回いきなり丘に登る形でしんどかったので、今回は楽に平坦な方向に歩く。

牛君が並んでこっちを見ていたのでパチリ。

のどか。あまりにマイナーな道なので誰も歩いていない。

降りそうで降らない、結局降らなかったのだがそれでも雨具は持参。

牧草地を抜けたらかなり降りる道に。

その後登る。でも思ったほどではない。今日はブーツではなく単靴で来たので、少し用心しながら歩く。

再び広々とした牧草地に。こういう道は気持ちがよい。

出入り口に陣取っている牛君。

町が見えてきた。手前の木はもう色づき始めている。

Bayersoien バイアーソイエンの町に。ここで折り返してもどる。

美味しい水をどうそ、と泉があったので水筒を入れ替える。

湖もあり、風光明媚なのだが、道を間違え、国道の脇を20分以上歩く羽目に。騒音と振動(一般道でも乗用車は時速90は当たり前ですっ飛ばす)、排気ガスで頭が痛くなった。

写真で見ると綺麗だけど。

ようやく国道からずれる道に入る。ああしんどかった。

出発点のサウルグルーブの教会が見える。多少のアップダウンはあったけど、平坦な道を2時間ほど。次はもうちょっと調べてから歩こう。

今朝のジョギング

引っ越し準備で忙しいが、ジョギングは欠かさないようにしている。

朝焼けがきれい。今週はずっと降ったり止んだりだから、空気もそれなりにきれいなのかな。

思ったより寒くない。でもどんよりした空は秋の兆し。

ここで暮らす人はもうこんな天気が普通なのだろうけど、私はどうも落ち込んでくる。欧州の秋冬は今年でおしまいと自分に言い聞かせて我慢。

こう陽ざしが弱い日が続くとビタミンDも乏しくなるのだろう。今年の検査で2年前よりかなり上昇、マスとあん肝が効いているのか。日焼け止めも顔にしかつけないようにしている。

人懐っこい牛君。いずれは食用になるのかと思うと顔を見るのが辛い。

エタールからオーバーアウへ

エタールとオーバアウをつなぐ道が工事のために閉鎖されている。だったら静かに違いないと思い、そこからほど近い旧道を歩くことにした。

オーバーアマガウまで電車で行く。エタールまでのバスがちょうど駅前に。でもここでバスに乗ったらあまりに楽すぎると思い、1時間半分歩くことにした。

コッヘルという山の十字架。拡大してみたら

キリスト像が張り付けてある。正直不気味…

川の畔をウオーキング。

このあたりは自然保護地域。平坦なのでサイクリングする人が多いけど、今日は朝早いせいか誰も通らない。

単調な道をテクテクと。エタールの修道院がみえてきた。

かつての礼拝堂を宿泊所にしたらしい。ただ今は休業中の様子。

美味しそうなパン屋があったので、カロリーが高そうなパイ地のパンを購入。サンドイッチもあるのだけど。

修道院教会の裏を通って。

玉座のようなベンチがあった。

さて、旧道をオーバアウに向けて降りることにする。キリストの受難の道(「十字架の道行き」が正確な日本語訳)、登ってくるのが正しい歩き方なのだけど、私は楽して降りる。

途中で国道を渡る。普段はクルマがひっきりなしに通るのでここを横切る勇気がなくていままで歩きに来なかった。工事は2週間続くそうで、ここが通れないとムルナウのほうに大回りしないといけないので、住民にはいい迷惑のようだ。

途中途中にこの道や地域の歴史などの掲示がある。写真を撮っておいてあとで読む。

途中にあった石碑。ここで工事中の事故で亡くなった石工職人(親方)を偲んでいる。とても立派だからよほど人望があった人なのだろう。

だいぶ下に降りた。村が見えてきた。

石がゴロゴロしていて歩きにくい道だったが1時間もかからず。登りは2時間いるかも。

駅に向かう途中にある。廃材で作った彫刻を売っているらしい。元はガソリンスタンドだったのかな。

オーバアウの村をサクッと通る。泉があったので水筒の水を入れ替える。

聖ゲオルグの像。なんか色っぽいんですけど。

ガーミッシュに向かう道。天気の良い週末はクルマが数珠つなぎ。これも住んでいる人は嬉しくないだろうな。

ピュルシュリング 1566 m

ウンターアマガウからピュルシュリングに登る。

登山口に向かう途中で。よく通る道なのに今日まで気が付かなかった。

このところ上天気が続く。でも空気は乾燥していて秋の気配。

不気味なマリア像。いまさら替えられないんだろうな。

登りやすいので人気の山。週末はいつも混んでいるが今日は誰にも合わない。朝早いからね。こっちの人は朝日より夕陽が好きなのと、日照時間が長いからスタートが遅い人が多い。

山小屋がみえてきた。ここよりもっと高い山への道があるが、私はいつもここでおしまい。

例の如くサンドイッチ休憩。最近はハムとチーズの両方を挟む。

日本では頂上に祠を建てたりするが、ここでは十字架。あんなところにまで…

上までよじ登れば見晴らしはよいのだろうけど。

下りはかなり単調。途中で右に折れ、オーバーアマガウに向かうことにする。

この道では向かってくる人たちに何度も会った。スタートが10時以降が普通のようだ。

イリンク 1341 m

低いけどちょっと注意が必要な山、イリンクに登る。

途中道が崩れかけていたりしたけど、1時間半ほどで登頂。

この日は日曜日だから人が多いこと。普段は週末に、しかもこんなに遅い時間(10時に登り始め。普段は7時かせいぜい7時半)に歩くことはないし。

前の晩にミュンヘンの友人が声をかけてきたので急遽決定。さもなければ例の如く5時に起きて歩きに行ってた。

週末は普段歩かない人もいっぱい来る。スニーカー履いて。まあ若いからなんとかなるだろうけど、下りが大変なんだよね、砂利で滑るから。また昨日までの雨が残っているところはかなり足元が悪いし。

降りる途中でビタミン補給。

帰りは車で来た友人に駅まで送ってもらった。(自転車が置いてあるから)。車はやはり早い。

というわけで今回は私の写真入り。

ちなみに行きの電車はこんなに混んでた。

パーテンキルヒェンで

ガーミッシュの正式名称はガーミッシュ・パーテンキルヒェン、90年前にオリンピック開催に向けて町の規模を大きくするためにに二つの町を一緒にしたそうだ。

登る前、早朝の静かな町をちょっと歩く。

パーテンキルヒェンのほうが公園があったり、大型店舗が並んでいて賑やかだが、クルマが入ってこないこの地域のほうが私は好きかも。

ただ今はあちこちで工事をしていて、かなり歩きにくい。去年もちょうど土産物屋の前の道路が工事で閉鎖されていたりしてお店の人が気の毒になった。

町のあちらこちらに飲料できる泉がある。ただ水温は以前より高い気がする。

ヴァンク 1780m

乗馬が休みなのでハイキング。一昨日のリベンジで少し高いところに。

今回はパーテンキルヒェンから登ってファーハントに降りることにする。以前と比べて脚力の衰えはわかっているので、無理はせず、最初からストックを使う。

ガーミッシュの町を見下ろす。今日は最高のハイク日和。でも平日の早朝ゆえ登ってくる人はほとんどいない。

放牧されている牛の水飲み場。ここまで長くなくてもよいと思うけどね。

ヴァンクに登る道はいろいろあるけど、このルートが一番楽だと思う。

頂上まで遠くないけど、早めにサンドイッチ休憩。

パラグライダーのスタート台。自分に楽観的な自信がない限りできないだろうな。

何年か前に作られた施設。この山にはケーブルカーで簡単に来れる。でも徒歩で降りるのは結構大変なので、下りを歩かないでも頂上で楽しめるように整備されたのだろう。

下る前にもう一つサンドイッチ。

登るのはそれなりに時間がかかるが、下りは早い。急だから膝が甘い私には楽ではないけど。

ファーハントの町がみえてきた。気温はかなり高くなっている。

今日はおそらく最後の夏日。明日から天気は下り坂。明後日あたりに雷雨があって、その後気温がぐっと下がる予報だ。

今日は登り2時間半弱、下り1時間半強といったところか。朝6時15分に家を出て、13時い15分くらいに戻る。駅と登山口とが離れているし、電車は1時間に1本しかなく、しかも遅れるのが普通。まあそれでもこうやってサクッと山に行ける環境はよい。

10日振りにハイキング

天候不順でだいぶ日が空いてしまった。しっかり歩くつもりだったが、アクシデントでかなりのeasyハイクに。

昨日は夕食にウサギ肉の煮込みを作ったのだが、どうもそれがよくなかったのか、朝の列車の中で急にお腹がおかしくなった。

そういう時に限って、列車のトイレに故障中の張り紙が。。。

もともとガーミッシュで乗り換えてクライスに行くつもりだった。クライスにはきれいな公衆トイレが駅にあるので、まあ大丈夫だろうと思っていたけど、乗り換えた電車は予定より5分遅れ、しかもここのトイレも故障中のようで、ずっと赤ランプ。

駅に着いたらトイレに駆け込み、なんとかセーフ。歩かないで帰る選択肢もあるけど、それは哀しい。でもこの状況では下手なところは歩かないほうがよいとコース変更。

前に冬に歩いた平坦な道をミッテンヴァルドまで進むことにする。真夏だと暑くて無理だが、今日は朝の気温が10度、日中も17度どまりなので、まあ大丈夫だろう。

前に歩いたときはクリュンという村に向かい、その後別の道を通ってクライスに戻るコースをとった。正直退屈だと思った記憶があるのであまり期待しなかったのだが、どっこい今日のコースは大当たり。

すごく楽だけど、それなりに景色も楽しめ、人も少なく(今日のようなハイキング日よりは皆もっと高いところにいくだろうからね)、満足満足。

列車の窓から見ていて一度近くに行ってみたかった細長い湖(右手)も見えた。

この湖はSchmaler See(細い湖)という名前。本当に細長い。周囲に道はないし、泳ぐのはダメのようだ。

途中見かけたお馬さん。前からは失礼かと思ったので、後ろからパチリ。

低予算のキリスト像。

魚の養魚場に通りかかる。マスとイワナの燻製ありますと書かれている。

かなり小さい養魚場。なぜか餌の自販機が。

マスかイワナか知らないが、うようよいる。

ちょっと登って、すこし降りたら町がみえてきた。約2時間のウオーキング。次回はもっとしっかり歩こう。(前夜の食事に注意しよう)。