イリンク 1341 m

オールシュタットから登山口まで20分。高い山ではないけど、町の標高が665 mだから700m 弱登ることになる。また途中滑落の危険がある場所もあるのでT2になっている山(ドイツの山はT1から難度表示される。私はT2までしか歩かない)。

珍しく人がいなかった。眺望を楽しみながらリンゴを食べる。

別ルートから下る。こちらから登ってくる人も結構いる。こっちのほうが危険が少ない道ではある。

先ほどいた頂上の十字架がみえる。

さっき登ったのは大イリンクで、別に小イリンクもあって、こちらは1062 m。

ここの十字架は頂上のそれではなく、亡くなった人を偲ぶものだった。見ると18歳で亡くなっている。ここで事故にあったのか、ここが好きな場所だったから遺族が思い出の場所にしたのか。帰ってからネットで調べてみたがわからない。

駅に戻る途中、「ご自由にどうぞ」とビールやミネラルウォーターが置いてあった。賞味期限が切れていないビールを2本ゲット。

駅までの道。気持ちのよい天気の一日だ。

今日のeasyハイク

異様に暖かい日が続いたあとにまた極端な気温低下。今日は最高気温5度とかいうので、楽なルートを歩くことに。

電車を乗り継いてサウルグルーブSaulgrubまで。下りた途端に冷たい風に吹きさらされ、もう帰るかなと思ったが、少しは歩こうと下調べしておいた道を進む。

途中陽がさしてきて気分は上向きに。しかしこの寒さと風で人っ子一人で会わない。ま、ローカルな場所ではあるけどね。

雲が晴れたらもっと眺めがよいだろう。多少ルートを変えて、もう一度、もっと天気の良いときに来よう。

途中渓谷を渡った後にとんでもない階段を上る羽目に。ここはもう二度と通らないように別の道を調べなくては。

ただそれ以外ではとても気持ちのよい道だった。国道も近くにないからすごく静か。

歩いたのは結局2時間くらい。疲れてはいないが、寒いときはこのくらいで十分。

バスの窓から

早々と駅に着く。帰る道順を調べると、バスを乗り継ぐのが一番早い。ドイツでは列車よりもバスのほうが遅れない。道路事情がよいからね。

クルマならサクッと帰れる距離だが、ローカルバスはあっちこっちに寄るのでそれなりに時間がかかる。ただ天気もよいので気分は悪くない。

この辺の村はたいがい一度は車で通っている。バスが通っているとは知らなかった。最も一日に何便あるかわからないバスだが。

チャリで来れないことはないけど、ちょっと遠いよなあ。

道路で集落から切り離されて、ポツンと佇む教会。10年近く前に寄ったことがある。中には入れなかった記憶が。今もそのままなのだろうか。

コッヘルの町で

人口4000人ほどの小さな町。でも歴史は古いらしい。

この地域には2年前にゴルフボール大の雹が降り仕切り、かなりの被害がでた。前回来た時はあちこちの家の屋根がブルーシートで覆われていたりして悲惨な状態だった。さすがに今はもうどこも修理が済んだようだ。

コッヘルに歩きに行く

昨年は電車のダイヤが不安定だったので行かなかったコッヘル。2年ぶりにハイキング。

列車は相変わらず不安定で、結局逆方向のムルナウまで行ってその後バス。

日中はかなり気温が上がるが早朝は0度くらいで、今日も霜が降りてた。

小一時間でコッヘル到着。学校らしき建物を見かける。

今日登る山は高くはないのだけど急峻なところがいくつかあり、今はまだ雪解けのために崩れかけた場所もあって、ちょっと厄介。

駅から20分ほどで登山口、その後1時間半ほどで頂上に。コースタイムより30分早い。

1269mの割には眺めがよいので、結構人が来る山。

登ってきた道を降りた方が早く駅に戻れると思ったが、荒れ具合がひどかったので裏道を通って帰ることに。ちょっと遠回りにはなるが、ドロドロではないはず。

明日から夏時間

正確に言えば今夜時計の針を一時間早める。つまり今夜は普段より一時間少なく、日本との時差は八時間から七時間に短縮される。

朝は今までより少し長く暗く、その代わり夕方は少し長く明るい。以前はいつまでも暗くならない夕方が嬉しかったけど、それはやはり外を出歩いて、食事したりお酒を飲んだりする時間が楽しかったからで、出歩かず酒も飲まず、夕飯は18時前にすませ、筋トレをした後は21時くらいには寝床に入り、その後iPadでネットを見たりKindleで読書したりして寝るのは23時以降になるのがほとんどなのだけど、そのまったりと過ごす時間が何よりも楽しくなっている現在は夏時間などどうでもいいというのが正直なところだ。

また、パソコンはスマホは自動的に時間が夏時間にセットされるが、アナログの時計は自分でしなくてならない。それが面倒臭い。数えたら私の家のはアナログの置き時計掛け時計が合わせて7つあった。忘れると嫌なので、早速すべての時計の針を1時間早めておいたが、10月末の冬時間に変わる時も含めて、この時間が切り替わる週末は出掛けないに限る。