アウフアッカー Aufacker 1542 m

今日は遅れなかった電車でオーバーアウまで、バスに乗り換えて登山口近くまで。地味な山であまり人は来ないのだが、今日は一段と静か。

このルートは最初は楽なのだけど、後半が結構急登になるのを歩いているうちに思い出した。

意外と雪も残っていて、少し焦る。また雪解けで転んだら最悪になりそうな場所がいくつか。

頂上で壊れた丸太ベンチに座ってサンドイッチ休憩。ここまでの道は一部雪解けでかなりぐちゃぐちゃだったので、下りるのは違うルートにする。

1500 m 以上は突風という予報だったが、確かに風が強い。おかげで空は綺麗。

さて帰りの道だが、こっちはこっちで結構雪深く、またかなり急。凍っていないだけいいが、滑ることは滑るので慎重に進む。

町はみえてきたが、まだちょっとかかる。

登り1時間半、下り2時間(遠回りしたので)。予定より1本前のバスに間に合い、1時には家についた。

今日のハイキング

乗馬が休みなので歩きに行く。午後に美容院の予約があるので、サクッと歩けるところとエタールに行くつもりだったが、電車が20分も遅れ(例の如く、ではあるが)、乗り継ぎのバスに間に合わないので急遽変更。

ガーミッシュで降りて、北西に向かう。登山口まで30分以上歩かなくてはならないのがこの駅からのハイキングの欠点。

今日は上天気。早朝の霜も一気に溶けている。

登りだす前の腹ごしらえ。朝7時前に家を出るから、朝ごはんは普段食べない。でも登る時には何か胃袋に入れとかないと途中でしんどくなる。

このルートは眺望がよいから人気があり、週末はかなり混んでる。私は平日にしか来ないことにしている。

雪が残る道をテクテクと。シーズン前、平日とあって静か。鳥のさえずりが耳に嬉しい。

今日は昼過ぎには帰りの電車に乗りたいから、上までは行かずに途中の見晴台まで。そこまでで十分に眺めがよいし。

1900年に作られた見晴台。1280 m の高さでガーミッシュの町とその後ろの山々が一望に。

絶景、絶景。歩きに来てよかったと思う瞬間。

いつもはこの後200mほど十字架のあるところまで登るのだが、今日は早く帰りたいのでさっさと下る。

思ったよりすぐに下に降りてしまった。もうちょっと上まで登っても良かったかな。まあいいや、今日はこの辺で。

寒の戻りで

寒い日が続いているが、Dチケットを買ったからには使わないと。先週近くを歩いたクライスまで行く。着いたら横殴りの雪。でもぼた雪で、長くは降らないだろう。

ローマ時代の道にも雪が積もり、えらく歩きにくい。

ここは標高1000mくらいあるので、多少積もりつつある。

陽が出て来たので安心。予報でも雪は1時間くらいだったし、今日は例の下見ハイクで、2~3時間、平地を歩く超easyなハイク。

真新しい礼拝堂、この辺で折り返すか。

普段は閉まっている。これはガラス窓にカメラをくっ付けて撮った写真。

帰り路は森の中を。枝葉に積もった雪が溶けだして雨みたいに降ってくる。

青空が見えてきた。でもこの後また曇り出して、いまいちな一日だった。

一時間に1本の電車。ここから駅までは30分くらいはかかるから、休み休みのんびり行くことに。

農家の猫さん。丹下左膳なのか、ウインクしているのか。

クライスの駅舎。バイエルンで一番高いところにある駅 933 m、とある。この駅舎には暖かい待合室ときれいなトイレがあるので、待つのは嫌じゃない。

ガーミッシュの古い教会

まっすぐに駅に向かわず、古い教会を訪ねる。一部の壁と塔の基礎は13世紀のもの。

建物内の壁画は15世紀、天井の装飾画はもうちょっと新しい。16世紀くらい。

祭壇はバロック、左右に二枚づつ残るステンドグラスは一枚を除いて15世紀のもの。

右側のマリア像は19世紀と新しい。

ファーハントの村で

古い建物が多いファーハント。文化遺産として保護されている民家も少なくない。

この家は元は200年以上前に立てられたらしいが、80年程前に建て直された。

この家はもともとは18世紀~19世紀に建てられたらしい。ざっと200年前。

木製の泉、くり抜かれて聖人が祭られている。

車庫は新しいけど、周りと調和するように木のファサード。

窓の周囲の壁画が可愛い。

木の洞にキリストが祭られている。

今日も下見ハイク

ファーハントからガーミッシュまで歩いてみる。

寒の戻りで天気はいまいち。曇っているから高いところにいっても眺めはいまいちだろうし、下手に凍っていたら嫌だし、で、夏の客人用ルートを試し歩き。

週末はここはシニアや家族連れでかなりにぎわう道なので、平日で歩けるときに歩いておこうと。

途中にはその昔城塞があり、今も少し遺跡が残っている。

登って降りてまた登る道がちょっとしんどい。眺めはいいけど。

造られたのは13世紀。今は壁が少し残るだけだけど。

歩いていくと今度は小さな湖に出た。ここは記憶になかったなあ。

うすら寒い天気とあって、歩いている人はまばら。もっとも私は平均的な現地民より朝が早いけど。

まあ悪くない道だな。でもガーミッシュから歩き始めた方が楽かもしれない。

ファーハントを出てから1時間半くらいで目的地到着。すぐに駅に向かうのはちょっと残念だから、残りのサンドイッチを食べてまったり。

茶色いのは牛糞堆肥。撒いてすぐだと臭いは強烈。