客人帰国の途に

19日土曜日、私が通う乗馬クラブのお祭りに招かれる。(私はカメラマンで参加)。ただ、急に嵐のようになったのでプログラムは変更、私たちは食事をしないで早々に引き上げた。

日曜日はここヴァイルハイムとミュンヘンの中間くらいにある弓道場を見学。その後バイエルン料理のレストランで食事。

ヴァイルハイム滞在最後の日は雨、曇り、晴れ、その後また怪しい空模様。夜半に雷雨となった。

予定より早く空港に到着。だがその後がすごかった。チェックインはオンラインで済ませているので荷物を預けるだけなのだが、そのバッグドロップに結局1時間近く待った。

それでもなんとか無事に客人を送り出し、友人と待ち合わせてミュンヘンで彼女の用事に少し付き合ったあと(友人は旅行代理店をやっていて、新しい中古の大型バスを探している。その下見)、ヴァイルハイムに戻る。

昨夜の雨と強風のおかげで山々がきれいに見える。

とても盛沢山の三週間、スイス、ドイツの弓友からもらったお礼をこれから食べることにする。一度にではないよ。

ガーミッシュを歩く

今回の滞在では最後となるハイキングは無理をせず、ガーミッシュを少し歩くことにする。

ドアに挟まれた猫さん。

朝市が開かれていた。観光客も多い場所柄値段は高めのような気がする。

山に行くときは時間を惜しんで入らない、ガーミッシュの中心部にある教会を見学。

なんかやたら金が多い気がする。

町を抜けて山に向かう。といっても今日は20分ほどで着く礼拝堂までのウオーキング。

珍しく牛が放牧されていた。

異国で無念の死を遂げ、故郷に帰ることがなかった人々のための礼拝堂。いつ来ても胸が痛む。

水場は牛君たちが占拠。

大きな音に空を見上げるとヘリコプターが三機。軍のものらしい。ちょっと複雑な心境になる。

ふと私たちがいたベンチを見ると、牛君たちが何か探している。ブレッツェルから落ちた塩がお目当てらしい。素早い!

今日はこれでハイクはおしまい。駅に向かう。

途中私のお気に入りの古い教会を紹介。

古い壁画とステンドグラスに癒される。

時間が早いので空いている列車で帰宅。お疲れ様でした。

エッタールEttalからリンダーホフLinderhof

電車とバスを乗り継いでエッタールへ。次に乗り継ぐバスまでの時間を利用して、修道院を見学。

バロックの教会の派手さに圧倒される。

14世紀に設立されたベネディクト派修道院には世界中から信者が集まる。ここで醸造されるビールやリキュールのために来る人々も多い。

修道院を出て、ルードヴィヒ2世の城、リンダーホフに向かう。バスはほぼ満杯だったが、なんとか席を確保。

城の中を見るのはガイド付きで有料だが、敷地内は無料で自由に歩ける。

朝10時ですでに観光客であふれている。私たちは公園をサクッとみて、ハイキングコースへ。

木立の中を歩くのは気持ちが良い。多少のアップダウンがあるが、かなりeasyなルート。

最初は結構曇っていたが、風で吹き飛ばされたのか青空が広がるように。気温が低めなので、2週間前のような暑さはない。

だんだんと自然保護地域に入る。

途中にあるレストランで食事をしようと思ったが、バスの時間を考えてやめる。

結局修道院前の停留所まで戻る。ハイキングというよりウオーキング、ただ距離は長く、2万5千歩歩いたそうだ。

Polling ポリングまで

普段は自転車でサクッと行くポリングまでバスと徒歩で。

コウノトリが食べ物を探していた。

歩いているうちに巣を発見。

隣にももう一つの巣が。

こちらはまだ子供は生まれていない様子。

かつての修道院の教会。

8世紀にはすでにベネディクト派の修道院があったそうだ。この建物は18世紀に建てられた新しいもの。普段は閉まっているのになぜか開いていた。

ポリングのバス停。バスは5分遅れて到着、ヴァイルハイムで乗換え、40分弱で自宅に戻る。

夕方の散歩で

愚図ついた天気だったが夕方散歩に。少し離れえたところにある農場で。

だんだんと雲行きが怪しくなって、遠くで雷も聞こえだした。

雨も降ってきたので足を速めて。家はもうすぐなのだけど。。。

スーパーセル?怖いんですけど…

この後雨雲にすっぽりと包まれ、かなり濡れて帰宅。家についたとたんに雨は止んだ…

ロマンスホルンで朝のジョギング

昨日チューリヒからボーデン湖畔の町、ロマンスホルンへ移動。昨夜、今夜と知人の家に泊まる。皆がまだ寝ている早朝、久しぶりにジョギング。

誰もいない湖畔を走る。平らなのでとても走りやすい。早朝なのに空気が暖かすぎる気もするが。

昨年訪れたときに知人夫婦と一緒に散歩しているので、だいたいの場所はわかる。ただ今日も一日忙しくなるので、40分ほどでやめておこう。

100年ほど前に建てられた新しい教会。ネオロマニズムは好みではないが、見栄えがするのは確か。

10世紀に建てられ、その後16世紀まで改造、修復された Alte Kirche

新旧二つの塔が並ぶ。

列車の窓から

ハイキングを満喫して、すっきりとした気分でエンガディンを後にする。

昨日は落石で一時不通になっていた路線、今日は無事運行。ドイツじゃないもんね。

昨夜眠りが浅かったので、眠くてしょうがなかったが窓からの風景が素晴らしいので眠るわけにいかず。

とある駅で佇む女性。Die Reisende と名付けられた作品。メアリーポピンズかと思った。

チューリヒの宿。シンプルで私は気に入ったが、壁が薄いのが後でわかった。

昨夏来た時より暑くなかったので助かった。旧市街と湖沿いの散歩道を少し歩き、早めに就寝。

Ospizio Bernina からAlp Grümへ

駅前からバスでベルニーナ峠の駅、標高2250mのところにあるオスピツィオベルニーナまで。晴天に恵まれ、バスは超満員、でも今回は座れた。

白い湖 Lago Bianco と呼ばれるダム湖のほとりを歩く。ここはレトロロマニッシュ語とイタリア語の境目でもある。

場所によっては強風に煽られるが、耐えられる範囲内。

高山植物が輝いている。

水量が以前より減っているのは明らか。10年後ここはどうなっているのだろう。

目的地アルプグリュンに直接向かうのではなく、少し周り道をする。

Sassal Masone 石の家 に着く。後ろにはパリュ氷河。

ここを下って Alp Grüm 駅へ。

消えつつある氷河。ごうごうと音をたてる滝を見るとその状況が痛いほどわかる。

駅までの道には高山植物が咲き乱れる。

列車の窓からまた別の氷河を見る。美しいけど未来を思うと同時に悲しい。

バス停までのパノラマハイク

教会の前からは素晴らしい景色が広がっている。

ここには30年ほど前に来たことがあるが、当時はここまで建て込んでおらず、その変貌ぶりに驚いた。

のんびりと景色を味わいながら歩く。

バス停まではかなりの急坂。

バスの乗り継ぎ場所で。

バスの窓から。後期ロマネスクのこの教会もフレスコ画や木製の天井がある。

Pontresina ポントレジーナの古い教会

近隣の町、ポントレジーナにロマネスクの壁画がある教会を見に行く。

壁画は古いものとやや新しいものとが混在しているが、それでも見応えがある。

教会脇の墓地は19世紀くらいに造成されたもの。この村に高級なホテルが建てられ始め、一大リゾート地に変わり出したころだ。