ファーハントからガーミッシュへ

夜明け前に駅まで行く。路面がガリガリに凍っていて、スパイクタイヤのMTBだが結構焦った。雪でも電車はほとんど遅れず、8時少し前にファーハントに着いた。

ここはヴァイルハイムより400mほど高い。かなり雪山状態。

除雪車が走り回っていた。

ガーミッシュまでの超楽ハイクなのだが、雪の多さにビックリ。スパッツ持ってくるんだったかな…

晴れの予報だったが、朝のうちは雲か霧かで眺望は悪い。

さらさらのパウダースノーなので、深くても歩くのはさほど大変ではない。

ただ傾斜のある場所でもそれが分からないのはあまり良い気分ではない

しばらくすると除雪された道に出た。良かった。

雲が晴れてきた。

ようやくツークシュピッツとアルプシュピッツが見えるようになった。

リスくんは冬眠前なのか。

ガーミッシュの町が目の前。

今日は寄らなかった聖アントン教会。

凍結した場所があちこちにあるので、ストックはまだしまわないでおく。

予想はしてたけど、帰りしなになると晴れてくる。だからもう1時間あとの列車にしようか迷ったのだが、昼前に帰りたかったので朝早く出てしまった。せっかちなんだよね。

雪が降って

雪がぱらつく中、走りに行く。

寒そうだけど、霜が降りたときほど寒くない。このまま降り続くようでもない。

犬を散歩させている人がちらほら。

もうちょっと走って帰るかな。

小さな礼拝堂。蝋燭に火が灯されている。

今日は前に住んでいたアパートの鍵を大家さんに返す日。知人が立ちあってくれるのだが、やはり神経質になっている…

ちなみにネットはまだ繋がらない。昨日技術者が来る予定だったが月曜に延びた。いい加減に嫌になる。

朝のジョギング

キンキンに冷えた朝、夜明け前に走りに行く。

近くの家庭菜園を通ってみた。

夜が明けるのは7時半くらい。山並みがきれいだ。

霜が降りたシャリシャリの野原を走る。シューズの防水はまだ大丈夫のようだ。

インターネットが繋がらない。作業の人を待つので時間を持て余し、クッキーを焼いた。オーブンの加減が分からず、やや焼きすぎ。

今朝のジョギング

金曜日から新しいアパートに住んでいる。昨日は前の住まいの掃除と会食、その後新居の片付け。正直かなり疲れた。

でも天気が良くて助かった。今週末は崩れそうだから、1週遅かったら大変だったろうな。

なにはともあれ、走りに行く。

住宅地の小道を抜ける。以前この近くで母とふた夏を過ごしたので、知らない場所ではない。

朝焼けが美しい。5分ほど走ると野原にでる。

振り返るとヴァイルハイムの町と朝焼け。

平坦な道なので楽。今日はまだやる事がいろいろあるので軽めに。

(この地域で)最後にジョギング

今週末には引っ越すので、この地域で走るのは今日が最後。5年間住んで、歩いたり走ったりした場所だからそれなりに感慨深い。コロナの時はやたら歩き廻ったし、また今みたいに毎日のように乗馬したり、Dチケットでハイキングに行ったりしなかったときは2時間近く走ったりした。

夜間の寒さで降りた霜がだんだんと溶けていく。今日は上天気になりそうだ。

湖水から水蒸気が上がる。朝日を浴びて木の葉が赤く染まる。

もちろん夏の間はこれからもここに泳ぎに来るのだけど、この季節、この時間は今日が見納めだろう。

なにかと感傷的になるのは年のせいかも。以前はどこかを離れるときは「またどうせ来るし」と思い、また「別にいい、次の場所が楽しみ」だったのだけど、今は時間も気力も限られているというのがわかっているから、次はない、と思う気持ちが強い。金の問題じゃないというのも実感している。お金があっても気持ちがなければ動かないもんね。

ひとところにじっとしていなかった私だが、もう少ししたらそういう生活も終わるのかもしれない。

ミッテンヴァルドの町を歩く

登山客、観光客が少ない季節だと、町の様子がよく見える。何度も通った場所だが、いままで気が付かなかった壁画や装飾に見とれる。

夏の間は水が流れていた水路に木の蓋がされて、歩道の一部になっている。

それなりに補修はされているのだろうけど、空気がきれいだから汚れも少ないのだろうな。

どんな人が住んでいたのか。怒った顔の子供が面白い。

素朴な表情の聖母子像。

静かな秋を堪能して家路に向かう。もう少しすると今度はスキー客で賑わいそうだ。

クランツベルク、もう何度目か

乗馬が休みの時はなるべく歩きに行く。今日は天気も上々だし、電車も普通に走っているので(先週はそうでなかった)、ミッテンヴァルドに行く。

軍の演習場の間をぬうハイキングルート。射撃訓練の音は聞こえたが、私の歩く

いつも素通りしている小さな湖、今日は周囲を歩いてみる。

湖面は鏡のように風景を反射して。風もなくとても静か。

今の季節はこの地方には全くのシーズンオフ。ホテルやレストランも長期で占めているところが多い。

途中までストックなしで来たが、無理しないようにバッグから取り出す。

今日は写真のようにどの山も良く見えた。

さっきの湖。水量は相変わらず少ない。

頂上には若い女性が二人いただけだが、その一人がずっと大声でおしゃべりをしていて、聞きたくないのに効く羽目に。あんまりうるさいのでサンドイッチも食べずに下山ルートに向かう。相方の女性もちょっとうんざりしているみたいで、何度もスマホで写真を撮りに立っていたけど。

今日はラウター湖に降りてミッテンヴァルドに向かう。

クマも猪もいないから気軽に歩けるのがここのよいところ。

帰りの電車を調べる。時間が十分にあるのでここで景色を眺めながら残っているサンドイッチを食べることに。どっこい鴨が期待の眼差しでやってきたので、早々に引き上げることに。鴨や水鳥にパンをやると彼らのためにならない。パンには大した栄養がないのだが、胃の中で膨らみ満腹になってしまい、本来必要な水草などを食べなくなる。結果鳥の寿命を縮めるので、ドイツでは本来禁止されているのだが、そこまで考えない人間は多い。

10分ちょっとで町が見えてきた。サンドイッチはまだ残っているが車内で食べることにする。

霧と霜とで

えらく寒そう。寝床から出たくなかったが走りに行く。

FBの以前の投稿を見ると今くらいの季節はもっと寒かった。雪は降らなくても凍り付いてた。やはり年々暖かくなってきている。

気象変動か。みんなわかっているけど目をつぶっている。考えたくない。どうにかなるだろう。私もやはりその傾向なのは否めない。

噴水のはじけた水がかかったところが凍り付いてクリスタルの飾りみたいだ。

今日は走っているうちに晴れなかった。少し暖かくはなったけど。

昼過ぎになるとこんな上天気に。もっともここはポリングで、ヴァイルハイムより少し高い。

乗馬から帰る途中。ヴァイルハイムの方に霧が沈んでいるのが見える。霧の中に突入か。

結局ヴァイルハイムで霧が晴れたのは1時半すぎ。2時半にはもう夕暮れの雰囲気で寒くなるので、陽ざしを楽しめたのはほんの1時間くらい。

夜も霧。スーパームーンは拝めません…

秋のジョギング

朝寒くて暗いのは嫌だが、天気がよいとすがすがしくて綺麗なのがこの季節のよいところ。

影がびよよんと長くなる。

空は青く、遠くの山もくっきり。

ドイツに来て6度目の秋。時間がたつのが早いのは年を取った証拠。

まったりと過ごすのにいい季節。

あと数回走ったらこの地域ともお別れ。そう思うとなかなか感慨が深い。

山小屋ハイク Mittenwalder Huette 1519 m

予報では快晴ということで、早朝ミッテンヴァルドに向かう。

朝方は雨だったようだが、まあ大丈夫だろう。

地面が濡れていてもさほど危なくない、1519mにある山小屋を目指すハイキングだし。

国道をくぐり、灌木の道を抜けるとハイキングルートに入る。シーズンオフの平日の朝だから静かに歩ける。

どこの人種もグルーブになると賑やかだが、ドイツ人は特に体が大きいせいか声も大きく、正直うるさくてしょうがない。だからなるべく人が歩かない場所を探す。

もちろん私のようにソロで歩く人も少なくない。熊に出る危険もないし。

コースタイムは2時間ちょっとだったが、1時間半ほどで今日の目的地の山小屋が見えてきた。

朝方の雨がここでは雪だったようだ。

前回の山小屋ハイクでは雲しか見れなかったが、やはり眺望がよいと気分がいい。

ただ、日陰なので動かないでいると寒くなってくる。サンドイッチは後で食べることにして降りることにする。

途中でヒートテック手袋着用。寒い!

登る時は気が付かなかったキリスト像。

ようやく暖かくなってきた。フリースの上に着ていたダウンベストを脱ぐ。

下まで降りたら向かいの山の雲が晴れた。まあそういうもんだ。

発車まで40分以上あるがもう電車が来てた。さっさと乗ってまったりしよう。