夜が明けるのが遅くなり、早朝はいつもどんよりとしているが、それを抜けると爽やかな秋晴れ。ガーミッシュからバスで15分ほど、シュラッタンからヴァンクに登る。

ガーミッシュからヴァンクに登るにはどっちみち20分ほど町を抜けて歩かなくてはならないので、このバス停からロスヴァンクに登るコースがとても気に入っている。道は楽だし人も少ない。

レストランを兼業している農家の脇を通る。落ちていた梨を齧ってみると少しの渋みはあるものの、とても甘くて美味。

梨を齧りながら景色を堪能。

ここの登りは多少急なところはあってもすぐにまた息がつける道になったりして、あまり苦になく高度が稼げる気がする。

つづら折りを登っていくと一時間ほどで眺めがよくなる。

ロスヴァンク到着。広々とした牧草地が広がる。ポツンとハフリンガーが一頭。

今日は牛君たちが勢ぞろい。脇を通っていたら威嚇するように鳴き出し、またにじり寄ってきたので注意して距離を置く。牛とは目を合わせないのがいいらしく、またこっちが緊張するとそれを感じて向こうも緊迫するというので、なるべく平常心で通り過ぎる。

牛君たちと離れたところにはお馬さん。ほっと安心。


落ち着いたところでおにぎり休憩。

ミッテンヴァルド方面の眺め。手前の湖はゲロルト湖だが、遠目にもわかるくらい水が少ない。

前回はここで雷雨に遭い、元来た道を戻るはめになった。今日は予定通りファーハントに降りることにする。
ケーブルカーで登ってきたスニーカー族を横目に見て、ヴァンクを通り過ぎる。

このとき11時15分前。標識によるとファーハントまで3時間。私はだいたいこの表示より2割くらい早く歩くのだが、それでも2時間を切るのは難しいだろうな。午後に人と会う約束をしているので一瞬迷うが(ガーミッシュに降りるなら2時間かからない)、それでも今日はファーハントに降りるつもりだったので、そのまま進む。

別に待ち合わせの時間は決めてないので急ぐ必要はないのだけど、なんとなく気が急いてしまうのは私の性格。結果かなりすっ飛ばしながらつづら折りを降りていく。

途中でスマホを見ると危ないので、かなり下まで降りて、道幅が広くなったところでスマホの地図を確認。12時半の電車に間に合いそうだ。

だいぶ降りてきてようやく人とすれ違う。まあ普通の人は10時くらいから登るものね。11時前に下山する人は私くらいか。

すっ飛ばして降りたおかげで早い電車で帰れたが、翌日は筋肉痛。チャリを漕ぐのが辛かった。やはり年齢と筋肉に相談して歩かなくては。