30日夜中に羽田に着いたあとその日と翌木曜日は蒲田のホテルに泊まり、金曜日に歯医者でインプラントの歯の型を取り、その後品川から大阪に向かった。本当はこの日は歯のクリーニングも入れてあったのだが、それを飛ばしたほうが治療が早く終わり、大阪に15時頃に着く新幹線に遅れない可能性が高いので、急遽クリーニングはキャンセルというか延期。また保険証がまだないから自費治療になり、その費用は後で請求すれば戻ってくるのだが、その手間も面倒だからだ。金曜の午後に豊中市役所で転入手続きをすることでマイナンバーカードに豊中の住所が記載され、オンラインで携帯の通信会社に申し込みができる。eSIMだから発行もすぐて、予想していたようにその日のうちに携帯番号が手に入った。今は携帯番号がないとまともな人間とは思われないような状況で、これでガス会社と契約でき、週明けの月曜日に開栓の予約を入れる。また今回借りるマンションにはインターネットもついていて、JCOMという、あまり評判のよくない会社だが、そことの開通手続きにも携帯番号が必須だったので、ようやく申し込みができた次第。

東京から豊中市役所の出張所がある千里中央に直行し、マイナカード、健康保険などの手続きが終わるときにはもう閉場時間を過ぎていた。かなり疲れて新大阪まで戻り、予約したホテルに向かったのだが、APA系列というこのホテルがとんでもなく古く、昭和のビジホ状態。周囲は荒涼としてなんの店もなく、夜間照明も乏しくかなり悲惨。安いから選んだのだが、正直後悔した。荷物を置いて食事にでるも、牛丼のチェーン店か居酒屋かハンバーガーショップ。結局コンビニで適当に見繕い、ホテルのベッドの上で食べる(テーブルとイスが使える広さではないので)。

ガス会社との予約が月曜にとれたので、4泊の予約を3泊に変更した。幸いキャンセル料金はとられなかった。ただこのホテルはバスルームはきれいで、また部屋の掃除も行き届いていた。2日目か廊下で掃除道具を持った日本人女性と行き会ったので、少し驚いて尋ねてみると(最近は掃除スタッフは日本語を話さない人しか見かけたことがない)、外国人は一人しかおらず、あとは日本人だそうだ。だから掃除が行き届いているのかと思ったが、加えてこの人は雇われるほうではなく、雇うほうなのかと感じた。フロントの男性はホテルマンとはかけ離れた、もっさりした若い男で、このはきはきした中年女性ともしかしたら親子なのではないか、家族経営のホテルなのではないかと推測した。雇われた人間ではなく、所有している場合はやはりその建物なりを大切に扱う気持ちが当然強い。次もまた泊まりたいとは思わないが、何となく持ち主の顔が見える、ちょっと前に多くあった旅館のようなホテルだった。